不動産ファンドが分かる不動産ファンド投資入門



不動産投資でのレバレッジについて






レバレッジとは小さな力でもテコの原理を使うことで重たいものを持ち上げることができること
を意味します。つまり、テコのことをレバレッジ(Leverage)といいます。



このため、運用資金がそれほど大きくなくても、銀行融資によってレバレッジを多用すること
によって、投資効率の高い運用が可能となります。



そして、実際に機関投資家は銀行からの借り入れやノンリコースローンの仕組みを利用して
運用しています。この結果、より少ない資金で大きな利益をえるために、レバレッジの持つ
テコの作用が働く仕組みを一つだけではなく複数持つことをつねに考慮しています。



例えば10億円で5%の利回り賃料収入の物件があると仮定した場合には、普通に自己資金
100%を使って投資をすると、年間にして、5000万円の収益を得ることができます。



一方、10億円のうち60%にあたる6億円を年利3%のノンリコースローンで借り入れて投資
を実行したとしますと6億円×3%=1800万円の利息を毎年支払うことになります。



全体の収入は5000万円になりますので、この結果5000万円ー1800万円=3200万円が
年間の収益になります。ところが、投資した自己資金は4億円ですので、投資した金額に
対する利回りは3200万円を4億円で割りますと、8%となります。



上述したように普通の全額自己資金による投資の利回りのおよそ5%が、このテコの作用を
もつノンリコースローンによって、8%まで高められことになるわけです。



また投資金額も当初の10億円から4億円まで圧縮できました。このように投資にレバレッジ
をかけた場合、ローンがデットで、自己資金がエクイティになります。


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