不動産ファンドは投資信託の一種です。ですので、当然のことながら
ファンドの価格は上下変動しますし、元本割れのリスクもあります。
しかし、だからといってファンドの価格を気にしすぎるとファンドを保有
すること自体が苦しくなりますので注意が必要です。
ですので、仮にファンドの基準価格が下がったとしても、それほど悲
観する必要はありません。そして、反対に基準価格が上がったとし
ても、楽観しすぎないほうが良いでしょう。
再び基準価格が下がることが恐怖となり、かえって不安が高まること
になるからです。仕事が手につかなくなることもあります。
これでは遅かれ早かれ健康を害することになり、何のために不動産
ファンドに投資しているかわからなくなってしまいます。
なので、実際に不動産ファンドを購入する前に不動産ファンドは元本
割れるすることもあれば、収益がプラスにならないこともあると肝に
銘じた上で投資する必要があります。
そうしないと基準価格が下がっているのを見て、失敗したと決めつけ
たうえで自らを責めることになります。そして、あまりにも動揺しすぎ
ると、突発的に売却してしまう可能性もあります。
不動産ファンドのような金融商品は実際にファンドが運用しているの
がビルなどの不動産物件ですので、株式と異なり、短期間で大きく
回復したり悪化したりということがありません。
長期間運用することが絶対とされていますので、大きな波がくるまで
の間はゆったりと待つくらいの心構えが必要です。
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