REIT市場は長らく低迷しています。そうしたなか、日銀がREITに資金を投入することに
なりました。REIT市場にとっては久しぶりの朗報といえます。
景気が悪化したことによって首都圏といえども不動産市場は厳しい状況にあります。
優良商業エリアの一等地のビルが空室だらけなんていことも珍しくありません。
サービス業は価格競争が激しいため、大手資本に小規模経営では太刀打ちできず、
結果として撤退することととなり、自然とシャッター通りとなります。
これはオフィスビルも同様です。事業規模が小さくなれば、それに応じて従業員の数も
減らすこととなりますので、身の丈にあったところにオフィスを移動します。
テナントが入らなければ当然のことながら賃料が入りません。
最低でも数億円の世界ですから、ビルを購入するために銀行から融資を受けています。
最悪の場合は足が出る可能性もあります。
そうなると所有している物件を手放さざる得ないのです。
しかし、実物不動産の場合は売り手を捜すのが容易ではありません。
とくに景気が悪く、買い手市場の状況ではなおさらのこと厳しいです。
こういった状態が広がることによって
不動産市場全体が大きく低迷することになります。
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