欧州の不動産市場が危機的状況にあります。中でもアイルランドはIMF主導の下、脅威の
緊縮財政を実施したためリーマンショック以降4割前後不動産価格が急落しています。
1000万円だして購入した自宅が2年で600万円にまで価値が下がったことになります。
どんに心優しい方でも怒り狂うことでしょう。しかし、今後さらに下がる可能性があります。
しかもアイルランドの場合はユーロに加盟しているため、自国独自の金融政策ができない
ので、今後もアイルランド経済は急速に悪化する可能性があります。
主だった産業もないため、GDPはたった1年で2割も低下しています。
こういった事態には構造的に日本はなりにくいかもしれませんが、管内閣は大増税と、
緊縮財政をセットに掲げていますので似たような状況になりかねません。
民主党政権になってから経済政策に関しては何ら具体的な政策が実施されていないので
来年以降ツケがまわってくる可能性が高いです。
こうした経済が大きく混乱した状況下では流動性の低い物への投資はより控えられること
になります。
不動産ファンドへの投資はこの点を十分注意する必要があります。
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