まずノンリコースローンは直訳いたしますと、ノン(否定)、リコース
ローン(遡求める)で、通常のリコースローンとは違います。
ノンリコースローンの大きな特徴としては、ある特定の不動産から
発生するキャッシュフローのみを返済原資とする形をとります。
このため、企業が通常の銀行から借り入れのように、社長の個人
保証を要求されることはございません。
また、借入金が払えない場合も、債権者は債務者に追加担保を
差し出すよう求めたり、債務者の他の収入を差し押さえたりする
ことがない点が非常に大きな特徴となっています。
しかし、当然のことながら債権者といたしましては、裏付けとされ
る不動産について、収益性や売却価値について相当的確に判断
する能力が要求されることになります。
そして、ノンリコースローンの貸し手は、仮に借り手が返済不能に
陥ると、その不動産をもとにすべてを回収しなければなりません。
このため、貸付けにあたりましては、当然ことながら厳しくならざ
るえないのですが、基本的には
不動産物件を購入するのと同じ
目線で検討する慎重さが求められます。
そして、実際には証券化の際に必要とされるデューデリジェンス
と同様のチェックを経て、最高でも担保掛け目7割程度の融資を
する例が多いように見受けられます。
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