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住宅ローンの証券化MBSについて - 不動産ファンドが分かる不動産ファンド投資入門





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住宅ローンの証券化MBSについて



まず最初に、MBSとは住宅ローンを証券化したMBS(Mortagage
Backed Securites)住宅モゲージ担保証券です。



ちなみに、モーゲージとは、不動産担保融資のことです。サブプ
ライム問題が浮上してから大きく注目を集めることとなりました。



これを証券化する場合に、たくさんのローン 債権をひとまとめにし、
そこから生まれる元利金の返済を証券化するのがMBSです。



MBSがこれほどまでに注目される理由の一つとしてあげられてい
るのが、 不動産証券化の先進国アメリカでの成功例です。



そして、実際にアメリカでは今現在、色々と問題がございますが、
証券化マーケットを築いたのがMBSであったことから、日本でも
それが本格化への突破口だと期待されている側面もございます。



一般的には住宅を購入する場合、 通常住宅金融公庫や銀行など
から住宅ローンを借ります。住宅ローンを貸した側から見ると、貸
した人に対して債券を持ってることになります。



この1件当たり数千万円程度の住宅ローン債権をたくさん集めて
プールし、このプールから生まれる利払い(キャッシュフロー)など
をもとに証券化したのがMBSです。



住宅ローンは個別性が小さく、長期的に安定した キャッシュフロー
が見込め、多数のローンをまとめるとリスクの統計的把握が容易
なために、リスクとコントロールしやすいのが魅力です。



すでに日本でも銀行が数年前からMBSを発行しており、住宅金融
公庫もMBSを発行しております。



繰り上げ 返済ローンの借り換えなどを行う期前償還リスクがあり、
特に金融市場の金利が低下傾向にあるときには注意が必要です。



MBSは、 デット型の証券として発行されるのが通常ですが、その
期前償還リスクを考慮して、前述のように同じデット型の中で優先
劣後構造をつくり、リスクヘッジを行っています。



MBSの成否は、この期前償還リスクをどこまでリアルに予測できる
かにかかっているといわれております。現在注目されている不動産
金融工学での成果が期待されています。


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